こんにちは。
ご訪問いただきありがとうございます。
元居酒屋店長のさくです。
居酒屋で働いていると、こんな悩みありませんか?
- 上司から目標目標言われるけど、どうしたらいいか分からない…
- 目標がいつも似たり寄ったりで、なんだかマンネリしている感じ…
私もそうでした。
居酒屋って、可視化できるものが売上とか原価、人件費くらいしかないんですよね。
上司や会社からは煽られても、そもそもネタ少ないし、困りますよね。
でも大丈夫です!!
私が目標設定で困っていたときに実践したことを簡単にご紹介します。
これさえ抑えれば、目標設定に困ることは無くなるでしょう。
是非お役に立てますと幸いです。

仮説を立ててギャップを見つける
結論、居酒屋の店舗スケールでの目標設定において重要なのは
- 仮説をたてる
- 現状・理想のギャップを見つけること
です。
現状を良く理解している人→理想は何か考える
理想をよく考える人→現状を深く考える
どちらもまだ理解していない→現状から考える
概ね、どれかには当てはまる筈です。
現状と理想のギャップから、課題点を見つけて、そこに対してアクションを起こす。
その発想、プロセスそのものが目標設定であり、仕事をする上で大切な視点です。

考え方の切り口
では実際に、理想や現状をどういう風に考えるのか?
切り口は沢山あります。
前提として、数値で測れるもの(定量)とそうでないもの(定性)に分けて考える必要があります。
- 売上(客数、客単価、時間帯別)
- 人件費(日別、月別、時間帯別)
- 原価率(予算との乖離、仕入れ額)
- 販売数量(販促、おすすめ、精査)
- 利益(損益分岐、ボトルネック)
- スタッフからの声や提案
- お客様からのお声
- 接客スキル
- 教育状況(定量的でもある)
- QSCA
これらを考えの切り口として、常に意識しておくとよいです。
気付いた時点でメモを取っておくのがベストです。(人は忘れる生き物なので)
しかし、仕事の中でありがちなのは
- 定量と定性を混同して考えてしまう
- 数字に意識があり、考える事を諦めてしまう
- 自分よがりになりすぎて、周囲の理解を得られない
こういったことには十分注意を払いながら進めていくのがベストです。
数字が苦手…という方は、それこそがギャップであり、目標設定となります。
周囲の理解を得られない…というのもギャップであり、目標です。
恥じる事はありません。
今ご自身が置かれている状況を理解する、気付くことが、目標設定の一歩目です。
極論ですが、何かに困っていて、自分では最大限に努力している。
しかし上司や会社は理解を示さず、協力もしてくれない。
そんな会社は辞めるべきです。(まずはご自身でやれることを泥臭くやる、というのが前提ですが)
目標の立て方
さて、考え方の切り口は前章の通り下記を参考にするとよいと思います。
- 売上(客数、客単価、時間帯別)
- 人件費(日別、月別、時間帯別)
- 原価率(予算との乖離、仕入れ額)
- 販売数量(販促、おすすめ、精査)
- 利益(損益分岐、ボトルネック)
- スタッフからの声や提案
- お客様からのお声
- 接客スキル
- 教育状況(定量的でもある)
- QSCA
ではその切り口をどう目標にしていくのか?
- 仮説をたてる(切り口は自由)
- 現状と理想のギャップを見つける(比較・分析)
- ギャップを埋めることでどんな未来があるのか(目的を明確にする)
- 実現可能・不可能・効果を見極める(他社事例やサンプル、根拠を探す)
- 周囲の協力を得られるか(上司やスタッフに相談してみる)
これらを「分かる範囲で書き出す」。
手書きメモでも、アイフォンでもエクセルでもなんでもよいです。
手を動かさないことには始まりません。

シンプルに考える
では、実際に店舗をイメージしてみましょう。
- 月次予算300万円(通年で同予算と仮定)
- 先月の売上は320万円で、予算達成できた
- 今月15日時点で、売上は140万円
売上と予算しか情報を出していませんが、たったこれだけでもギャップが見えてきます。
- 先月の予算達成要因は何か?(人なのか営業日数なのか、祝日数なのかetc)
- 予算に対して20万円不足ペース(売上取りに行けるか、経費落とすかetc)
- 前年や先月、時間帯別や他店はどうか?→比較、分析
いたってシンプルです。
仮説を立てて、ギャップを見つけて、アクションを決めていく。
これこそが目標設計のプロセスです。
PDCAのPにあたる部分ですね。
PDCAについて別の記事をまとめているのでそちらも是非ご覧ください。

目標があると楽しい
目標がないとはどういうことでしょうか?
ただひたすらに、出勤して退勤して…
気付きも、成長も、発展もせず埋もれていく…
私はそんな状態、怖くて怖くてたまらないです。
でも、居酒屋って働いてて楽しいからなんだかんだそれでも良いんですよね…笑
それももちろん理解できますが、少しでも目標に向かっていくほうが楽しいです。
改善すべきことがない状態なんて存在しない
居酒屋で働いていて、
- 上司から目標目標言われるけど、どうしたらいいか分からない…
- 目標がいつも似たり寄ったりで、なんだかマンネリしている感じ…
こんなお悩みがありましたら
- 仮説をたてる(切り口は自由)
- 現状と理想のギャップを見つける(比較・分析)
- ギャップを埋めることでどんな未来があるのか(目的を明確にする)
- 実現可能・不可能・効果を見極める(他社事例やサンプル、根拠を探す)
- 周囲の協力を得られるか(上司やスタッフに相談してみる)
これらを是非考えてみてください。
「改善すべきことがない」なんて状態はこの世に存在しません!
ものすごく小さなことでも良いんです。
一緒に目標意識を常に持って、前に進み続けていきましょう!!

おわりに
いかがでしたでしょうか。
私も元々店長として勤めていた時、特に新入社員のときは目標設定で苦労しました。
残念なことに、ほとんどの場合自分で学びにいくしかありません。
少しでもこの記事を読んだ方のお力になれたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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